首・肩コリで痛み・うでのしびれがあり、頚椎症で仕事がつらい日々を送っていました

首・肩コリで痛み・うでのしびれがあり、頚椎症で仕事がつらい日々を送っていました

地域:高崎市

お名前:田中 成岳様

年齢:40代

性別:男性

来院された経緯・理由

首・肩コリで痛み・しびれがあり、頚椎症で仕事がつらい日々を送っていました。
病院で頸椎ヘルニアと診断されましたが、根本的に改善したいと思いホームページをみて通うことにしました。

院長からのコメント

田中様は外科医として日々手術に携わる中で、首から肩にかけての痛みと手のしびれに悩まされていました。
特に2ヶ月ほど前から症状が強くなり、整形外科ではC5〜C7の頚椎症と診断され、薬を処方されたものの改善は見られず、他の整体にも数回通ったものの効果を実感できなかったといいます。

当初の評価では、ストレートネックと猫背姿勢が目立ち、背骨の前後屈が硬く、可動性が大きく制限されていました。
首や肩の筋緊張は強く、ふくらはぎの張りや冷え性、時折起こる後頭部の頭痛といった不定愁訴も重なっており、日常的な姿勢と神経・血管の滑走性の低下が影響していると考えられました。

施術ではまず、首から背中にかけての筋膜の癒着を丁寧に取り除き、筋肉が本来の動きを取り戻すことで、骨・関節の可動性を高めていくことに注力しました。神経の滑走障害や圧迫を軽減しながら、背骨全体の柔軟性と神経の通り道を整えていったのです。

すると次第に、「長時間の手術でもしびれが出なくなった」と嬉しい変化を報告してくださいました。
「忙しい時は多少の張りは出るが、痛みにはつながっていない」という言葉には、医学的知見を持つ医師だからこその、体の本質を理解した深い実感が感じられました。

これは、単に一時的に症状が和らいだという意味ではなく、「体の状態が根本から変わった」ことを表すものであり、私たち治療家にとっても非常に意義深い瞬間だと感じました。
また、登山やジムなど、体を積極的に動かす習慣も再開され、今では再発予防も兼ねてメンテナンスとして定期的に通院されています。

経過

  

手術中の長時間の立ち仕事によって、2ヶ月前から右手にしびれを感じ始めた田中様。整形外科では「C5~C7の頚椎症」と診断され、薬を1週間ほど服用しながら、整体にも数回通ったものの、改善には至りませんでした。

特に夕方になるとしびれが強くなり、仕事や日常生活への支障に加え、「このままでは手術ができなくなるのではないか」「横向きに寝るのも怖い」と不安を抱えるようになっていました。

初回評価では、ストレートネック・猫背の姿勢に加え、背骨の前後屈の可動性制限、首・肩・ふくらはぎの筋緊張の強さが目立ち、神経の滑走性や血流の停滞によるしびれが強く疑われたため、まずは首・肩・腕周囲の筋膜リリースと、胸郭・頸椎の動きの促通を重点的に行いました。

1ヶ月ほどでしびれや痛みは消失し、残るのは筋肉のコリ感や重だるさ程度に。3ヶ月目からは月1回のメンテナンスへ移行し、長時間の手術でもしびれが再発することはありませんでした。田中先生自身もストレッチやジム通いなどセルフケアを継続され、状態は安定。忙しい時期でも、痛みに悩まされることなく仕事に集中できるようになったとのことです。

この症例から改めて学んだのは、首への慢性的な負荷が頚椎症の進行につながるという構造的リスクです。しびれは決して軽視せず、初期の段階で的確なアプローチを行うことが、重症化を防ぎ、手術の回避にもつながる――その重要性を、医療者自身が身をもって実感してくださったケースでした。

患者さんの感想

首・肩コリで痛み・しびれがあり、頚椎症で仕事がつらい日々を送っていました。
病院で頸椎ヘルニアと診断されましたが、根本的に改善したいと思いホームページをみて通うことにしました。
医師から見ても、体のしくみをしっかり理解して説明し、根本から施術してくれるので、今では痛み・しびれは消えて、体の状態も良い状態が続き、うれしいです。

※施術効果には個人差があります。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

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